- 本業+副業で年収1,500万円
- 働き方はフルリモート・週5日稼働
- 独立のカギは人脈+「ビジネス視点のエンジニアスキル」
- 高単価案件を狙うならモダン技術を身につけるべき
この記事では、X(旧Twitter)で取材協力いただいたフリーランスエンジニア(Hさん)の体験談を紹介します。
現在エンジニアとして働いている人や未経験者の中には、「フリーランス」として自由な働き方を実現したい人も多いのではないでしょうか。
今回インタビューしたのは、新卒で入社した会社をたった1年半で独立し、今では年収1,500万円を稼ぐ20代フリーランスエンジニアのHさん。
本記事ではそんなHさんに聞いた、
- 独立前後の話
- フリーランスエンジニアで成功する方法
この2つを紹介していきます。
フリーランスエンジニアのリアルを知り、ご自身のキャリアにお役立てください!
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質問内容
回答内容
フリーランスエンジニアHさんの経歴
Hさんの経歴をまとめた内容はこちらになります↓
- 最終学歴は大卒(情報系)
- Web系受託開発企業に1年半在籍
- 2年目途中からWeb系フリーランスエンジニアへ
- 現在独立5年目。フルリモート・週5稼働で年収1,500万円
20代フリーランスエンジニアのリアル|会社員時代の話
こんにちは!まずは1年半で独立したきっかけについて教えて下さい。
もともと会社に入る前から独立願望がありました。加えて僕の周りには若くして活躍するフリーランスエンジニアの方が多くいたので、早期独立を決めました。
かねてからフリーランスエンジニアを目指していたHさん。周囲の影響もあり、新卒で入社したWeb系の受託開発企業をわずか1年半で退職し、独立を果たしたそうです。
会社員時代は1年目から開発業務に携わり、HTML/CSSとJavaScript、Python(Django・Flask)のフルスタックな領域を経験されています。
詳しくは後述しますが、モダンな技術を備えておくと、フリーランスエンジニアとして高単価案件を獲得しやすいみたいです。
フリーランスエンジニア1年目|友人の紹介で年収600万円
独立直後、仕事はどこから受けましたか?また年収についても教えてください。
最初の仕事は知人が紹介してくれた案件です。独立1年目の年収は600万円になります。
知人の案件が終了した後は企業のホームページから応募したり、大手求人サイトやSNSを活用して仕事を探しています。
「最初の案件は友人や知人からの紹介で始まることが多い」とフリーランス同士ではよく言われており、Hさんもそのパターンのようです。
知人の案件が終了した後は企業に直接応募したり、求人サイトやSNSを経由して仕事を請けているとのこと。
1年目、2年目の年収はおよそ600万円なので、Hさんのスキルセットと経験年数が近い人は「月単価50万円」が市場価値の目安になるかもしれません。
フリーランスになれば経費を自分で調整できるので、収入面でも自由度が高いメリットがありますね。
フリーランスエンジニア5年目|年収1,500万円【毎年200万円アップ】
現在の年収はどれくらいですか?
エンジニアとしての年収は1,000万円ほどです。それに加えて副業で500万円ほど稼いでいます。
独立5年目となるHさんの収入は、本業と副業合わせて年収1,500万円になるそうです。
副業では非エンジニア系の仕事に取り組み、年間500万円ほどの収入を得ているとのこと。
Hさんの年収推移は以下のようになります。
- 会社員時代:年収300万円
- 独立1〜2年目:年収600万円
- 独立3年目:年収800万円
- 独立4年目:年収1,000万円
- 独立5年目以降:年収1,500万円
独立後は毎年200万円ほど収入が増えています。決して会社の昇給率と比べてはいけません。笑
しかしこの昇給率を見て、フリーランスエンジニアがキラキラとした華やかな職業に見えてきた人もいると思います。
そんな方に向けて、Hさんに聞いたフリーランスエンジニアになるためのアドバイスを最後に紹介しますね。
【金言】フリーランスエンジニアは人脈と「ビジネス視点のエンジニアスキル」がカギ
フリーランスエンジニアを目指している人にアドバイスはありますか?
フリーランスになるなら、技術力を伸ばし、人脈を広げることが大切です。
特に今の時代はAIが不足している技術を補ってくれるので、ビジネス視点でのエンジニアスキルが重要だと思います。
コミュニケーションは仕事でほんとうに大切なので、対面で話せる社外のエンジニアの友達をたくさん作ることもポイントですね。
Hさんが強調していたのは「技術力」と「人脈」の重要性です。
AIが進化する時代では、ただ単にコーディングする能力だけでなく、
上流工程でクライアントに提案できるような『ビジネス視点でのエンジニアスキル』
を身につけることが独立成功のカギになります。より大きな価値をクライアントに提供できれば、エンジニアとしての市場価値も高まるでしょう。
また、独立には「人脈作り」も欠かせない要素であり、Hさんは
対面で話せる社外の友達
をたくさん作ることが大切だと説きます。
Hさんによれば、エンジニアはメンタルを病みやすい職種だと言います。気軽に話せる友人がいない状態で独立すると、精神的にも悪影響が出るかもしれません。
フリーランス案件の情報は、フリーランスエンジニア同士で活発に共有されています。気軽に話せる同業の友人が複数人いれば独立後も安心ですね。
まとめ
この記事では、入社1年半で独立した20代フリーランスエンジニアの体験談を紹介しました。
フリーランスエンジニアとして成功するためには、技術力だけでなく、ビジネススキルや人脈が重要になります。
特にHさんは
- AIでは補えない領域のエンジニアスキル
- 対面で話せる社外の人脈
この2つが重要だと言っていました。
その他、Hさんから教えてもらった「フリーランスエンジニアとして成功するための細かいポイント」は以下にまとめましたので、合わせてチェックしてみてください。
その他フリーランスエンジニア成功ポイント
- モダン技術の習得
└2024年下半期:Next.js/golang/AWSなど - トレンドのキャッチアップ
- スキルシートの書き方
- 面接対策
- 節税・税金対策
どんな仕事にも共通して必要になる、
- 仕事の受注
- 人脈形成
- 確定申告
これらは会社員なら、会社が自動的に保管してくれます。
しかしフリーランスになれば、それらすべてを自力で行わなければなりません。
なのでHさんのアドバイスを参考に、会社員である今から独立の準備をコツコツ進めれば、不安定と言われがちな”フリーランス”も安定したキャリアとなるでしょう。
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