【神回】未経験からデータサイエンティストに転職した元営業マンの話【年収650〜700万円】

本記事の要点まとめ
  • 法人営業からデータサイエンティストに転職
  • 2年目で年収650〜700万円
  • 営業時代からのデータ分析・保有資格が評価

この記事では、X(旧Twitter)で取材協力いただいたエンジニア(Cさん)の体験談を紹介します。

20代後半で未経験からデータサイエンティストに転職し、年収650〜700万円という高待遇を手にしたCさん。営業時代は、資格勉強やデータ分析業務に励んでいたそうです。

そんなCさんがどのようにして転職成功を掴んだのか。そのリアルな戦略と体験談を詳しくお伝えします。

あつし

未経験者からの転職を成功させたい方、データサイエンティストを目指している方は必見です!

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Cさんの経歴と転職の動機について

あつし

まずは簡単に自己紹介をお願いします。

Cさん

現在は未経験からデータサイエンティストに転職して2年目です。年収は650〜700万円ほど頂いています。以前は新卒で入社した会社で法人営業をしていましたが、将来の不安からキャリアを変えようと決意しました。

Cさんは前職時代、インターネット回線の法人営業に就いていました。

しかし”営業職”という仕事には面白みを感じられず、30代が近づくにつれて、「生涯ずっと営業の仕事をするのではないか」といったキャリアの不安・焦りを感じていたそうです。

その心境の中で以前から興味を持っていた「データ分析」に目を向け、データサイエンティストへの道を志したと言います。

未経験からデータサイエンティストに転職したCさん_転職の動機・きっかけ

高年収オファーの背景

その1|データサイエンティストの給与水準

あつし

Cさんの経験年数に注目すると、年収650〜700万円はかなり高く感じました。これは現職の給与水準が高いからですか?

私が勤めている会社の給与水準も一因です。その他にもデータサイエンティストは、比較的深い専門知識が求められたり、コンサル的なポジションに就くことから高待遇に繋がっていると思います。

データサイエンティストの職種は次の2つの分かれています。

  • 内製型:自社で業務を完結させる
  • 受注型(コンサル型):クライアントから依頼を受ける

Cさんの場合、もともと給与水準が高い会社である上、「受注型(コンサル型)」として働いていることが現在の待遇に繋がっているようですね。

未経験からデータサイエンティストに転職したCさん_データサイエンティストの年収事情2
未経験からデータサイエンティストに転職したCさん_データサイエンティストの年収事情

その2|ハイクラスに特化したで転職

あつし

転職活動で利用したサービスはありますか?

を利用しました。このサービスは一般的な転職エージェントとは異なり、”企業側”に担当者がつきます。一人の担当者から一方的に求人を紹介されることがなかったので、安心して転職活動を進めることがでました。

未経験からデータサイエンティスト_おすすめ転職エージェント

は、日系大手や外資系の「ハイクラス」に特化した転職エージェントです。Cさんはこのサービスを活用し、未経験の職種でも年収650万円〜700万円のオファーを受けることができました。

JACリクルートメントは600万円〜1,500万円の高年収求人を大量に保有しています。加えて企業側に担当者がつく「コンサルタント形式」を採用。”担当者ガチャ”の心配が要らないので安心できますよね。

一般的な転職エージェントとコンサル型転職エージェントの違い_担当者の立ち位置_図解

を使うときのポイントは以下の記事で解説しています。年収アップを目指したい人はぜひチェックしてみてください。

未経験からデータサイエンティストに転職できた理由

その1|資格の取得

あつし

未経験からデータサイエンティストに転職できた要因はありますか?

統計検定とPythonの資格が評価されたかもしれません。本業とは全くの関係のない統計プログラミングの資格を取ったことで、積極的に学んでいく姿勢をアピールできたのかなと思います。

Cさんはデータサイエンティストに必要なスキルを、営業時代から積極的に学んでいたそうです。実際に取得した資格は統計検定Python資格

未経験からデータサイエンティストに転職したCさん_未経験からデータサイエンティストに転職する方法1

「データサイエンティストに活きる資格を、本業の傍らで取得した」と未経験者に言われたら、IT企業の採用担当者も、その人の”熱量”や”興味関心”を感じてしまうでしょう。

その他にも、Cさんは資格だけでなく『データサイエンティストとしての活動』も転職活動でアピールしたそうです。

その2|営業時代の””実績””

あつし

他に評価された点はありますか?

営業時代からデータ分析を取り入れていたことも評価されたと思います。
昔未経験からデータサイエンティストに転職する方法を調べた時、「実務でデータ分析すれば評価に繋がる」と聞いたので前の会社で実践してみました。大した分析結果ではありませんでしたが、面接では積極的にアピールしていきました。

Cさんは営業時代、データ分析の業務を意図的に取り入れたそうです。転職活動ではその活動を積極的にアピールしたとのこと。

未経験からデータサイエンティストに転職したCさん_未経験からデータサイエンティストに転職する方法2

たとえ小規模の分析だとしても、使うデータ次第では「より正確な顧客動向」が得られます。スキルがなくても「伝え方次第」でアピール方法は無限大ですね。

僕もエンジニアを目指していた頃、アピール方法をひたすら工夫していました。
(スキル面では自信がなかったので…笑)

恥ずかしながらその内容は以下の記事でまとめたので、気になる人はぜひチェックしてみてください。

未経験からデータサイエンティストに転職する方法

あつし

未経験からデータサイエンティストを目指すときのポイントはありますか?

まずは年齢ですね。若いほど有利で、30歳以後は次第に不利になります。できるだけ早く行動することがポイントです。
資格については、勉強している”姿勢”や”関心”を示す「判断材料」としての意味が大きいと感じました。
AIは近年のトレンドで、データサイエンティストは売り手市場です。統計検定を自力で進められたら素質があると思うので、ぜひ頑張って欲しいです。

未経験からデータサイエンティストに転職する方法・ポイントまとめ

Cさんはデータサイエンティストに転職する前、以下4つの行動をとっていました。この取り組みの全てが、そのまま未経験転職を成功させるコツだと感じます。

【Cさんの営業時代の取り組み・転職成功のコツ】

  1. 適性チェック
    自分がデータサイエンティストに向いているか、興味・適性をチェックする
  2. 情報収集
    データサイエンティストに活きる資格、転職活動のアピールに繋がる実績を調べる
  3. スキルを身に着ける
    独学で基礎スキルを身につける
  4. 実績を作る
    既存スキルを駆使し、現職で業務改善や業績アップする方法を考えて実行する

小さな実績を作ることができれば、その成果を転職活動でアピールできます。その実績で手応えを感じられなければ、さらにスキルを磨いて新たな実績を積む。

こうしたシンプルなトライ&エラーが転職成功のカギですね!

まとめ

この記事では、未経験からデータサイエンティストに転職したCさんの体験談を紹介しました。

未経験者にとって、データサイエンティストへの転職は決して簡単なものではありません。

ですがCさんのように、データサイエンティストとしての適性実績をしっかりとアピールできれば、チャンスを掴むことは十分に可能ですね。

将来のキャリアや年収を大きく伸ばすためには「トレンド」を意識することも重要。AIブームでデータサイエンティストの需要が高まる現代では、未経験者も挑戦しやすいタイミングと言えるでしょう。

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