- メイン業務は人員管理等の裏方
- 派遣だけど家賃補助付き+資格手当付き+残業1分単位で支給
- 待機中は給料満額支給→フルリモートで社内ニート
- 「昼過ぎ起床→メールチェック→お出かけ」が待機ルーティン
この記事では、X(旧Twitter)で取材協力いただいたエンジニア(Rさん)の体験談を紹介します。
「高年収でハードな仕事」というイメージの強い外資系コンサル。その職場にプロジェクトリーダーとして派遣されているRさんから、仕事内容や働き方、さらにはコンサルBIG4に勤務する社員の年収事情を伺いました。
派遣社員のリアル・外資系コンサルティングファームの現実が知りたい人は、ぜひご覧ください。
Rさんが所属する会社は福利厚生が手厚く、”ゆるきゃり”が実化できる職場だと感じました。
本記事で派遣エンジニアやコンサルのリアルをチェックしてみてくださいね!
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質問内容
回答内容
Rさんの経歴|新卒3年目の技術派遣社員
こんにちは!まずは簡単に経歴を教えてください。
新卒で入社したIT企業の技術派遣事業部でエンジニアとして働いています。3年目の現在はプロジェクトリーダーとして外資系コンサル企業に派遣されていますが、実際の業務は人員管理やメンバーとの面談が中心となっています。
Rさんは、外資系コンサル企業BIG4の中の1社に派遣されているエンジニアですが、実際の仕事内容はエンジニアリングではなく、裏方業務が中心とのこと。
現在の年収は450万円と、外資系企業の社員と比べると低めですが、派遣ならではのメリットも多いようです。
派遣エンジニアのリアル①年収(3年目で年収450万円)
Rさんの年収事情について教えて下さい。
3年目の現在は年収450万円です。1年目は300万円、2年目は390万円でした。
今の派遣先が外資コンサルなので、プロパー社員と比べると収入差が気になりますね。
大学院を卒業したRさんの年収は、3年目で450万円とのことです。後述しますが、友達や周囲の社員と比べると、給料は低めだそうです。
派遣エンジニアのリアル②手厚い福利厚生
“派遣”と聞くと福利厚生が手薄なイメージですが、Rさんはどうですか?
福利厚生は充実してますね。資格取得のお祝い金もありますし、社宅も利用できて家賃は割安です。残業代は1分単位で支給されますし、待機期間でも給料は満額支給されます。
Rさんの会社は、資格を取得すれば給料が上がったりなど、福利厚生が充実しているようです。
技術派遣事業を営むIT企業の中には、残業代はみなしか固定で、なおかつ待機期間中には給料が発生しない会社もあります。
そのような会社と比較すれば、Rさんが所属する会社は良心的なホワイト企業といえるでしょう。
ちなみに残業時間は、ひと月約20時間だそうです。派遣先次第でかなり変動するとのこと。
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派遣エンジニアのリアル③待機期間はフルリモートで社内ニート
社内ニート期間もあるそうですね?
そうですね。プロジェクトの待機期間中も給料がフルで支給されるので、その間はフルリモートで自由に過ごせます。中には半年待機している人もいましたね。
私は待機中、昼過ぎに起床してメールチェックを行い、その後はお買い物に出かけちゃってます。笑
待機期間中も給料が満額支給されるのは、優良派遣企業で働くのメリットの一つでしょう。Rさんは、この待機期間でプライベートも満喫しているようでした。
案件の満期を迎えると、約1ヶ月の待機期間が発生するようです。開発現場にアサインし、スキルをゴリゴリに高めたいエンジニアにとっては不向きかもしれませんが、ワークライフバランスを重視する人にとっては理想の環境かもしれませんね。
派遣エンジニアのリアル④外資コンサルBIG4で働く社員の話
外資系コンサルティングファームでは、具体的にどのような仕事をしていいますか?
一応エンジニア職のプロジェクトリーダーとして現場に派遣されていますが、実際には人員管理やメンバーとの面談、研修などがメインです。リードエンジニア的な仕事はしていませんね。
残業については月20時間程度で済んでいます。プロパー社員たちは朝から晩まで仕事していますね。
派遣先での役職は「プロジェクトリーダー」ですが、仕事内容はエンジニアリング業務からは遠く、人員管理が中心となっているそうです。
派遣先のプロパー社員たちは、朝から晩まで仕事をしているとのこと。「外資系コンサル」という仕事のハードさが垣間見えますね。
ちなみに外資系コンサル社員の年収について、Rさんと同年代(新卒3年目付近)の人は、低く目に見積もって年収500万円くらいだそうです。
以前取材した日系企業で働くITコンサルタントは、「年収は1年目400万円、5年目800万円」と言っていました。日系と外資系で異なりますが、新人コンサルタントの給与水準は500万円前後と言えるかもしれません。
派遣エンジニアのリアル⑤派遣は最高?
Rさんは派遣の働き方は満足していますか?
現職は定期的に社内ニート期間があったり、派遣で仕事の責任が軽い点で私に合っていると感じます。
それと、派遣先のプロパー社員たちが、私たち派遣組と分け隔てなく接してくれるので非常に嬉しいです。これらを考えるとなかなか転職できないですね。
Rさんは派遣社員ならではの「気軽さ」にメリットを感じ、派遣先での人間関係も良好。今の環境を”最高”と言っており、非常に満足している様子が伺えました。
- 仕事のストレスが少ない
- 待機中は比較的自由
これら2点は派遣のメリットといえますね。人によっては「人間関係の浅さ」が心地良く感じるかもしれません。派遣社員なら、仕事終わりの飲み会やプライベートのお誘いも断りやすくなりますからね。
派遣エンジニアのリアル⑥転職しない理由
最後に質問です。
Rさんの学歴や経験年数からすると、転職すれば年収アップが見込めそうに感じました。現在は転職を考えていたりしますか?
今の環境に満足しているので、転職はあまり考えていないです。プライベートの時間を確保しやすかったり、生活の変化に合わせて勤務先も変更できるので、今の会社はかなり気に入っています。
ただ、プロパー社員や同年代の人と”年収”を比べた時は、心が揺らぐこともありますね。
Rさんは年収よりも「ワークライフバランス」を重視しています。福利厚生が手厚かったり、程よく社内ニートを満喫できるのは、理想の働き方に近いと言えますね。
さらに現職は全国的に派遣先があり、パートナーが地方に転勤となれば、その方面の派遣先へアサインすることも可能になるそうです。
こういった融通が効く点も、ワークライフバランスが実現しやすいポイントです。Rさんが所属する会社からは、社員ファーストな雰囲気を感じられますね。
まとめ
この記事では、外資系コンサルBIG4で働く派遣エンジニアRさんの体験談を紹介しました。
Rさんのように、ワークライフバランスを重視する「ゆるきゃり」を目指す人は多いと思います。優良な派遣事業会社・SES企業に転職すれば、理想の生活に近づけるでしょう。
さらにホワイトな案件・プロジェクトに参画できれば、100%満足できる環境で働けそうです。仕事のプレッシャーを感じたくない人や、ワークライフバランスを優先したい人は、「派遣」という働き方は魅力になります。
当ブログでは、他のコンサル経験者や派遣社員の体験談も掲載しています。
お時間がある時にぜひ読んでみてくださいね!
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