こんにちは、あつしです!
20代後半のときに公務員からIT企業に転職しました。
本記事ではIT業界への転職を考えている第二新卒の方に向けて、未経験からIT企業に転職した僕の体験談をまとめています!
記事の前半でIT企業が第二新卒者に人気の理由を、後半でIT転職のメリットや後悔しないコツを紹介しています。
IT転職がご自身に合っているかをこの記事でチェックして、理想のキャリア・働き方を実現していきましょうね!
IT企業に転職したら第二新卒出身の人が多かった件
僕が転職したのは従業員が1,000人以上在籍し、海外への事業展開も行うIT系メガベンチャー企業です。
その会社に転職して驚いたのは、同期や先輩の中に「未経験」「第二新卒」といった中途採用者が多く在籍していたことです。
転職先の同期・先輩の例
- 元市役所職員の同期(20代半ば)
- 大手小売企業元営業マンの同期(20代前半)
- アパレル業界出身の同期(20代半ば)
- 元ケーキ屋の同期(20代前半)
- 映像業界出身の先輩(20代半ば)
- 元派遣職員の先輩(20代半ば)
同じ部署、同期だけでこのような状況なので、全体だとさらに多くの中途採用者がいるかもしれません。
(ちなみに未経験から転職した人で最高年齢は34歳で元不動産営業マンでした)
プログラミングスクールの同期で他のIT企業に転職した友人も、社内にはもともと非IT業界出身の第二新卒・中途採用者が多くいると言っていました。
このようにIT業界が第二新卒者に人気の理由は、
IT業界のほうが、より早く年収・キャリアが上がっていく
と考えているからだと思います…!
IT企業が第二新卒者に人気の理由3つ
実際に僕が未経験からIT企業に転職して感じたことは、
- 年収が早く上がる
- 働き方の選択肢が増える
- キャリアプランが広がる
上記3つの特徴があることです。この特徴がそのまま「IT企業が第二新卒者に人気の理由」となっています。
「20代のうちにIT業界に身を置けば、30代は今より仕事がラクになる」って考える人も多いんですね。
それぞれの特徴を少し詳しく解説します。
IT企業が第二新卒者に人気の理由
①年収が早く上がる
IT業界が第二新卒者に人気の理由には、年収が早く上がりやすいことが挙げられます。
転職サイトを見れば一目瞭然ですが、実務経験3年以上のエンジニア向けの求人は、悪くても「年収600万円から」がほとんどです。
他の業界で3年の経験年数を持っていたとしても、ここまで年収は上がりませんよね。
1年目は年収300万円だったけど、4年目で転職したら年収600万円に上がった!
というケースはかなりレアですよね。僕の周囲でもインターネットでも聞かない転職事例です…。
ですがIT業界ではエンジニアを筆頭に、実務経験3年以上で年収が飛躍的に上がるのです。
IT企業が第二新卒者に人気の理由
②働き方の選択肢が増える
IT業界ではフレックス制や在宅ワークなど、働き方の選択肢が広がる点も人気の理由です。
特にWeb系企業では、勤務時間や服装・頭髪が自由な会社が多いです。
在宅ワークブームが過ぎ去って社員に出社させる会社も増えていますが、まだまだ社員の働き方を重視する企業もたくさんありますよ。
IT企業が第二新卒者に人気の理由
③キャリアプランが広がる
インターネットが世の中に浸透して何十年も経ちますが、IT業界は未だに成長産業です。
最近は義務教育にプログラミングが組み込まれたこともあり、IT業界の人口は将来的に増加傾向です。
- それなら早いうちにIT業界に移ったほうが、将来はマネージャー職や管理職で安定できそう
- 経験を積めれば、ITコンサルタント・スタートアップの経営戦略といった「ハイクラスキャリア」も狙える
このように考えて第二新卒からキャリアチェンジする人も多いです。僕の周囲でも「将来性のキャリアプラン」を意識して転職を決めた人がたくさんいました。
このように仕事の選択肢が増えることも、IT業界が第二新卒者に人気の理由となっています。
働き方も将来性も広がる
こんな感じで「IT転職は良い事だらけで魅力的…」と思ってしまいますが、デメリットもきちんとあります。笑
その部分は記事の後半で紹介しますね!
第二新卒者が未経験から目指せるIT職種4選
【未経験から目指せるIT職種】
- 営業職
- エンジニア
- デザイナー
- マーケター
(※上位ほど転職しやすい)
第二新卒・未経験からIT企業に転職する際、候補になる職種は上記4つです。求人数が多く、比較的転職しやすい順番に並べました。
もっとも転職しやすいのは自社システムなどの販売を担当する営業職です。僕の転職先では営業職を経てプロジェクトマネージャーにキャリアアップしてる人もいます。
デザイナーとマーケターは比較的求人が少ないです。需要の多さでみると、エンジニア職のほうが転職しやすいですね!
第二新卒からIT企業に転職するメリット・デメリット
ここからは、第二新卒者が中途からIT業界に転職するメリット・デメリットを紹介します。
転職を迷っている方は、メリットとデメリットの両方を理解して決断しましょうね!
メリット | デメリット |
---|---|
若手が活躍しやすい 年収が上がりやすい 働き方が広がる | 覚えることが多い 転職直後は年収が低い 労働環境が悪化しやすい |
それぞれ詳しく解説していきます。
第二新卒からIT企業に転職|メリット3選
- 若手が活躍しやすい
- 年収が上がりやすい
- 働き方が広がる
IT企業は若い人が活躍している職場が多いです。スキルや実力さえあれば、年齢関係なく評価される環境が整っているんですね。
その背景には「トレンドや技術が変化する速さ」が関係しています。AIでいえばChatGPTのバージョン3.5から4にアップデートされるまで1年半もかかっていません。
IT企業では常に新しい情報をキャッチアップする必要があります。そうしないと時代に取り残されてしまうからですね。
そんな環境下では、「働かないおじさん」なんてただの老害。なので「実力」を重視して、若い人でも出世コースに乗せる企業も多いです。
他のメリット「働き方が広がる」「年収が上がりやすい」については、前の章「IT企業が第二新卒者に人気の理由」でお伝えしたので省略しますね。
第二新卒からIT企業に転職|デメリット3選
- 覚えることが多い
- 転職直後は年収が低い
- 労働環境が悪化しやすい
IT業界に転職する主なデメリットは上記3つです。
それぞれ解説していきますね。
デメリット①覚えることが多い
IT分野は覚える範囲が非常に広いです。
たとえばシステムエンジニアはプログラミング言語を複数学ぶだけでなく、サーバー、コンピューター、Webなどの幅広い知識が必要になります。
敏腕ベテラン上司でもわからないことがたくさんある…というレベルなんです。
- 業務で触れる知識の数
- 1つの分野の奥深さ
この現実を目の当たりにして挫折してしまう人も珍しくないですね…。
デメリット②転職直後は年収が低い
一定のスキルや実績が身につくまで、年収が低い傾向があります。
具体的にはIT企業が第二新卒者に人気の理由の項目でお伝えした「3年」がボーダーラインになります。
3年目までは年収が伸びづらいので、この修行期間を耐えられるかどうかが、IT転職のポイントです。
デメリット③労働環境が悪化しやすい
IT企業の中には在宅ワークを原則禁止としたり、クライアントのオフィスで常に仕事をする「客先常駐」という働き方も存在します。
労働環境は会社によって、また部署によって大きく変動します。なので採用試験では面接の担当者に詳しく質問するようにしましょうね。
さらにIT業界は、優秀な人材さえ集まれば少人数で革新的なサービスを作れます。
あのGoogleの創設期を支えた初期メンバーは21人だったそうです。
現在の有名サービスが、いつ、誰の手にによって脅かされるかわからない。
この「参入障壁の低さ」が、
- 競合他社の出現により、緊急対応が必要になる
- ユーザーや顧客がライバル会社に奪われ、売上が激減する
とっいった悪影響が生まれやすく、残業が増えたり休みが少なくなる原因となってしまいます。
第二新卒からのIT転職で後悔しないために「適正」を見極めよう
IT企業への転職を悔いのないものにするためには、自分の”適性”を見極める必要があります。
僕の周囲で年収アップが叶った未経験者には、以下3つの共通点があります。
- 人と話すのが苦ではない
- IT分野に興味がある
- 休日も勉強してる
上記のうち1つでも当てはまれば、IT転職で適性ありと判断できます。
中でも2番目「IT分野に興味がある」に該当した人は適正バッチリですね。
給料をもらいながら自分の知的好奇心を満たせるので、キャリアの土台を築くための「最初の3年間」(下積み期間)もあっという間に感じるはずです。
実際にIT技術に触れることで、自分の適性をチェックできますよ!
プログラミングやデザインなど、Udemyや書籍でハウツウーレッスンをしてみましょう!
IT企業に転職したら第二新卒の未経験者が多かった話まとめ
この記事ではIT企業が第二新卒者に人気がある理由について詳しく紹介しました。
未経験者の人がIT業界への転職に迷ったら、
- 今自分が属する業界では、どの程度年収アップが見込めるのか?
- 働き方の自由度はどのくらい広げられるのか?
といった視点で、ご自身の業界とIT業界を比較してみるのがおすすめです。
そして
自分はIT分野に興味がある
と感じた人は、IT転職の適正がバッチリです。給料を受け取りながら好奇心を満たせるので、日々の充実度がかなり変わってくると思いますよ。
20代の努力・行動は、30代仕事やプライベートの全部に繋がっていますよ!
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